RECRUIT採用情報

VOICE先輩スタッフの声

ここが最後のストッパー。
いかにプラスへもっていくかが勝負です。
検査部門(D) 2002年入社(中途採用)

私の所属する検査部門は、出荷前の最終チェックをするところです。鍛造部門で打ち出したその場で熱間検査という一次チェックをしていますが、検査部門では納品前の厳しいチェックを行います。
尾崎鐵工が生産する部品は、高圧と衝撃に強い熱間鍛造の特性を生かし、ガスや油が通る配管の継ぎ手になるなど、社会の重要な構造物に使われます。部品の精度が悪いと深刻なトラブルを招きますから責任重大です。うちの検査部門が最後のストッパーだと心して、鍛造部門と連携しながら作業しています。
鍛造は鋳造と違ってやり直しのきかない一発勝負の世界です。検査では寸法や傷、型出しの美しさなど、見極めの判断が肝になります。基準に満たない製品をもう一度鍛造に頼んで打ち直して修復できないか相談するなど、現状をいかにプラスにもっていくかが腕のみせどころです。若い人もベテラン職人も一緒に作り上げる活気があり、検査部門はその「眼」になっている面白さを感じます。エッジの美しい型出しの製品が鍛造から回ってきたときには惚れ惚れして、「よっしゃ!」という気持ちになります。

最先端の設備に、環境の整った工場。
どこまで試せるか、腕が鳴ります。
機械加工部門(S) 2011年入社(中途採用)

鍛造されたものに機械加工を施し、ファスナー部品(締め具)を作っています。NC加工といって、精密な座標軸で位置取りして繊細に仕上げ、最終の製品にしていきます。実は数学が苦手なのでNCを任されたときは不安でしたが、いろいろと教えてもらいながらチャレンジしています。機械を触ってものを作り上げていく楽しさは格別ですね。図面通り納得いくものができたときには胸が高鳴ります。
特注品を請けることもあります。一点物などは大変ですが、納品したときにお客さまから「うわーすごい!助かった」などと言ってもらえると、この仕事をやっていて良かったと思います。
もちろん失敗することもあります。しかしこの職場は、失敗しても応援してくれる風土があって、失敗しても前を向いていられます。
体感では社内の平均年齢が30代ぐらいかなという気がするくらい社内は若くて活気がありますよ。ふざけるときはふざける。決めるときは決める。スイッチを切り替えて、毎日が充実しています。

仲間と検証し、謎を突き止めたときの高揚感。
品質管理部門(O) 2018年入社(中途採用)

大阪で電気関係の仕事についていたのですが、地元に戻って役立ちたいと入社しました。今は品質管理部門で、全体工程に関わる仕事に携わっています。各現場が不足なく、また気持ちよく仕事をするためにどうしたらいいかを考えます。各部署がそれぞれがんばっている仕事の品質に対してものを言う立場になったわけで、知識と説得力が必要です。何が不具合といえるのかを精査したり、判断したりする見極めが難しく、毎日が勉強です。最初は手一杯で現場の人と会話どころではありませんでしたが、何度も現場に通って少しずつ自分から話ができるようになり、現場の人たちからも気軽に話しかけられるようになりました。ああ、認められてきたのだなとうれしく感じます。
品質管理の仕事はあら探しになりがちですが、マイナスを見つけるのではなく、どうしたらプラスにもっていけるかを、現場の人たちと一緒に考えていけるのが面白いところです。いろいろと検証して改善案を試して解決に向かったときはなんともいえない満足感で、またがんばろうと思います。
全くの異業種から飛び込んでも大丈夫です。少しでも興味をもって自分から楽しんで学ぼうとしていたら、必ず皆が応えてくれます。一緒に楽しみましょう!